【雲】白い白い雲。
こんにちは。はじめまして、いちとつぐひと申します。
《注意》今回は、僕の好きなものをただ紹介するだけとなります。ご了承ください。
まず初めに、一体いちとは何が好きなんだ? 自己紹介の紹介では、アスパラガスとかしか言ってなかったですが(アスパラガスは嫌いです)、食べ物以外というと「空」が好きです。
空の雲から始まり、虹などの大気光学現象、さらには宇宙全般全てが好きです。しかし好きといっても、眺めたり、写真を撮影したりするのみで、あまり詳しくはないのが現状。
そんなわけで今回から、勉強して今よりもさらに「空」を好きになろう!! ついでに、好きになってもらおう!! という自己紹介よりも自己主張の強い企画となっております。
空と言ったら、ということで今回は「雲(くも)」について詳しくなろうと思います。
雲は「十種雲形」と呼ばれる以下の10種類があります。
「巻雲(けんうん)」「巻積雲(けんせきうん)」「巻層雲(けんそううん)」
「高積雲(こうせきうん)」「高層雲(こうそううん)」「乱層雲(らんそううん)」
「層積雲(そうせきうん)」「層雲(そううん)」
「積雲(せきうん)」「積乱雲(せきらんうん)」
文字を並べると一目で分かりますね。そうです、全部が漢字の組み合わせで出来ています。
「巻」は一番高く、「高」が次に高い、「層」は名前の通り層状の広がった形、「乱」は雨雲です。
「積」はペン1本と紙を渡され、雲の絵を描いてくださいと言われたときに、描くやつです。上手い人でも、多分積雲か積乱雲を書くと思う。ペン1本で巻雲や層雲をかける人は凄い。
それぞれの雲をより詳しく調べていこうと思います。
・巻雲(けんうん)
ちょっと墨が足りなかった時の、書道のはらいのような雲。ラテン語で「巻き毛」という意味の「シーラス」と言うらしい、名前はめちゃ可愛いけど、脳内にはしらす丼がちらつく。また「しらす雲」とも言う、覚えやすいね。他には、「すじ雲」や「はね雲」とも呼ぶ。
ちなみに、個人的好きな雲ランキング第1位。
・巻積雲(けんせきうん)
小さな雲が沢山集まって出来ている見た目。それがうろこに似ているから「うろこ雲」や「いわし雲」「さば雲」とも呼ばれる。回転寿司に行きたくなってきた。
巻積雲、めちゃくちゃ高積雲と似ている。違いとしては、巻積雲の方が高い位置にあること。見分ける方法は「大きさ」と「色」で、巻積雲の方が小さく、空の色を透過している。白が強かったり、灰色まじりは高積雲。
巻雲も巻積雲も、秋の雲として有名。
・巻層雲(けんそううん)
とても薄く広がっている雲。巻雲をぼかしたようなイメージ。太陽の周りに「ハロ」と呼ばれる虹色の輪があったらこれ。ハロのような大気光学現象を発生させやすいので、太陽を手とか電柱とかで隠しながら見てほしい。あと、大気光学現象にピンとこない人は、こんな文見ずに今すぐ画像検索してほしい。マジでファンタジー。
・高積雲(こうせきうん)
さっきも紹介した通り、巻積雲とそっくりな見た目の雲。「ひつじ雲」と呼ばれる雲で、もこもこした可愛らしい形をしている。空が青いと、写真映えする。
・高層雲(こうそううん)
一言で表すならば、明るい曇り。どんよりとした空だけど、ぼんやりと太陽の位置が分かる。まだ雨は降ってないか、小雨だったりするけれど、だんだんと暗くなって次に紹介する乱層雲になる可能性がある。この雲があったら、折り畳み傘を鞄に入れた方がいい。
太陽の位置が分からない不透明な場合があるが、稀。
・乱層雲(らんそううん)
雨雲。暗くてどんよりした、光を通さない雲。この雲が家の上空に見えたら、洗濯物を取り込もうと急いで帰っても、もうすでに濡れてる。また、雪を降らす場合もある。
こんな日は、室内でのんびりするのが良いと思う。出かけるときは、傘か雨合羽必須。
・層積雲(そうせきうん)
雲の形が分かる曇り。曇りだけど、隙間から青空が見えるときはこの雲。個人的には、広がった積雲のような印象を受けた。
高積雲の一つひとつの雲が、大きいかで見分けるらしい。
・層雲(そううん)
ほぼ霧。「霧雲」とも呼ばれる。地面についてるか否かで、霧か層雲なのかが決まる。「雲海」は霧と層雲から出来ている。
ちなみにラテン語名は「ストラタス」。恐らく脳内にスピリタスが浮かんでくるだろう。
・積雲(せきうん)
雲といったら、大体の人はこの雲を最初にイメージすると思う。僕も、そう。「わた雲」とも呼ばれ、その名の通りモクモクとした雲で底が平らなのが特徴。「入道雲」も積雲の1種だけど、見た目は積乱雲とほぼ同じ。
ラテン語名は「キュムラス」。可愛い。
・積乱雲(せきらんうん)
この雲の名前が、1番聞いたことあるんじゃないでしょうか? 入道雲と見た目そっくりな雷雲です。雷が鳴ってるときは「積乱雲」。雷が鳴ってないときは「入道雲」です。遠くからじゃ絶対わかんない……。まあ、雷が発生する「積乱雲」かもしれないから近いときは注意する、ぐらいですね。
雲を見分けられると、天気がちょっと分かるのが良いとかもありますが。僕的にはただ、推しの名前を覚えるような感じで、自分が気に入った雲の名前を頭の片隅にでも入れてもらえればうれしいです。
ここでは10種類の紹介でしたが、実際空を見てもらえれば分かる通り、雲と空は変化し続けてるので、無限に推しを生みだしてくれます。最高ですね。
青空の青色が濃いときの巻雲だったり、夕焼けの時の層積雲だったりを、生で見られるように時々空を見上げてみてください。でも太陽を直接見ないように気を付けてね。
それでは、また。